地球ゲ―ムを楽しもう♪

目を覚まして生きていく

自分を好きになるまで⑤

ピアノを再開して1年半以上たちましたが、その間びっくりするようなトラブルもありました。

まず再開後5ヶ月ほど経った頃のこと。
練習に関しては、時間帯と音だしする時間を気をつけていました。

同居する義理の母やご近所のあまり迷惑にならないように、練習時間は午後13時すぎから18時くらいまでの間。
音を出す時間は2時間くらいまでと大体決めていました。
うちのピアノにはサイレント機能がついています。音を消してヘッドホンを使用して練習できるようになっているので2時間以上練習したい時はサイレントにしていました。

ですがつい夢中になってかなり長い時間音だしして練習していたことがあり、1度だけ義理の母に注意されてしまったんです。
その時、なぜかめちゃくちゃへこんでしまいました。
家族関係の危機を乗り越え、自分が情熱を捧げられるものに出会えて頑張っていた時だったので、その思いを挫かれたような気持ちになってしまったんです。
義理の母は何もわるくないんですけどね。

そしてその注意から2~3日後に、腕に何となく痺れを感じるようになりました。
多分無理して練習しすぎたからだと思います。

2つのショックな出来事が重なったことで、これは何か意味があるな、と思いました。
ただひたすらにがむしゃらに頑張っていたので、ちょっと休みなさい、やり方を変えなさい、というメッセージだと受けとりました。

それからは同じようにピアノは弾くけど、もっと肩の力を抜いて楽しもう!という気持ちで取り組むようになりました。
また身体の使い方が悪いと、色々な場所を痛めてしまうのでピアノを弾くときの身体の使い方の本を買って熟読するようにしました。

ピアノを弾く、ということから派生して身体の使い方を学ぶという副産物を得られたのは長い目で見ると良かったと思います。

そしてびっくりするようなトラブルは2021年4月に発生しました。
とある平日の夕方、夕飯の支度をしていた時のこと。缶詰のふたを開けて中身を出し、空になった缶詰を捨てようとしたところ、なぜか躓いてしまい、ふたで左手の甲側の小指の第1関節と第2関節の間をざっくり切ってしまったんです。

一瞬のことで痛みも何もありませんでした。
でも自分の指を見たら力が全く入らず、第1関節から先が曲がってしまっていました。
あまりの衝撃に言葉も出ませんでした。
幸いにもその日は夫が早く帰ってきていたのですぐに病院に連れていってもらって応急処置をしてもらいました。

そして次の日の朝一で手外科専門のお医者さんのいる大学病院に行きました。
指の腱が切れているかもしれない、しばらく様子を見て指が伸ばせないようなら傷口を開いて確認、断裂していたら縫合手術をしたほうがよいとの診断でした。
2週間後の診察時、相変わらず指は曲がったままなので傷口を開いて確認することに……結果見事に腱が断裂していました。
先生が写真に撮って見せてくれたので自分の目でしっかり確認しました。
そしてその場ですぐ断裂した腱を繋ぐ手術をしてもらいました。
そして指を固定するために医療用のワイヤーを指に挿入しておよそ2ヶ月その状態で生活することになりました。
もちろん麻酔はしましたが、ワイヤーを入れる処置がめちゃくちゃ痛かったです。
子供はみんな号泣するそうです😭
もちろん私は大人なので耐えましたが(笑)

自分の曲がった指を見た時は、もし治らなかったらどうしよう…ピアノが弾けなくなったら…と想像してかなり落ち込みました。

でも絶対に治る!と気持ちを切り換えてその時出来ることをして過ごしました。
最初は右手だけの片手練習、でもそのうち物足りなくなって、何とか左手の小指を使わず4本だけで弾けないものか…と弾きやすい曲を選んで弾いてみたり…と試行錯誤しながら2ヶ月経過。

無事にワイヤーを抜いてからは、リハビリ開始。2ヶ月固定していたので腱はしっかりと繋がってくれたようで、まっすぐ伸びていました。ただ固定していたので今度は逆に曲げられない…リハビリを開始して徐々に曲げられるようになり9月に治療終了しました。
でもまだ完全に元どおりに曲げられるようにはなっていないので、自分でリハビリ継続中です。

一時はどうなることかと気を揉みましたが、日常生活に何も問題なく、ピアノも今まで通り弾けるようになったので安堵しています。

指の腱の断裂という予想だにしない怪我を経験して、どんなに小さな体の部位でも損傷したり失うというのは大変なことだと身をもって知りました。今まで命に関わるような怪我や病気をせず健康に生きてこられたことに感謝する出来事でした。

今は大きなトラブルもなく、自分のペースでピアノライフを楽しんでいます♪